(Double eyelid surgery (suture method))
美容医療の現場で耳にする「埋没法(まいぼつほう)」という言葉。なんとなく二重まぶたにする手術のことかな、とイメージする方は多いはずです。
でも、実際にどのような仕組みで、なぜ「埋没」という名前がついているのかまで説明できますか?今回は、新人看護師や医療スタッフに向けて、この言葉の正体と現場での捉え方を分かりやすく解説します。
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「埋没法」の意味・定義とは?
埋没法(Double eyelid surgery / suture method)とは、メスを使わずに医療用の特殊な糸をまぶたの裏側に通し、皮膚を内側に折り込むことで二重のラインを作る形成外科・美容外科の手術手法です。
なぜ「埋没」と呼ぶのかというと、使用した糸を結び目がまぶたの中に隠れるように(埋まるように)処理するからです。切開法とは異なり、組織を大きく切る必要がないため、ダウンタイムが比較的短いのが特徴です。
カルテ上では「埋没」「埋没術」と記載されるほか、英名を略して記載することもあります。2026年現在、多くのクリニックでは電子カルテのテンプレートに「二重埋没法」として定型化されており、使用する糸の種類や固定点数などが細かく記録されます。
医療・介護現場での実際の使われ方・例文
美容クリニックや形成外科の現場では、術後の経過観察やカウンセリング時にこの用語が頻繁に飛び交います。以下は実際の現場で耳にする会話例です。
- 「患者さんの希望ラインを確認して。前回の埋没法のラインからどの程度変更するか、医師の指示書を再確認しましょう」
- 「術後の腫れについてですが、埋没法は切開法に比べると軽減しやすい傾向にあります。アイスパックでの冷却指導をしっかりお願いします」
- 「既往歴の確認で、過去に他院で埋没法を受けているか必ず聞いてください。糸の有無は今後の処置に影響します」
「埋没法」の関連用語・現場での注意点
埋没法を理解する上で、併せて覚えておくべき関連用語は「切開法」と「ダウンタイム」です。切開法は皮膚を実際に切って固定する永続性の高い方法ですが、埋没法は糸による固定であるため、数年経つと糸が緩んでラインが薄くなるリスクもあります。
新人スタッフが注意すべき点は、患者さんの「糸が切れたり、まぶたから飛び出したりしないか」という不安に対するケアです。最新の素材や技術ではリスクは低減されていますが、術後の異常(痛みや異物感)を訴える患者さんが来た際は、速やかに医師へ報告し、糸の露出がないかを確認する手順が重要です。
まとめ:現場で役立つ「埋没法」の知識
今回のポイントをまとめると以下の通りです。
- 埋没法は、糸をまぶたに埋め込んで二重のラインを作る「切らない」手術法。
- カルテや申し送りでは「埋没」「埋没術」といった用語でスムーズに伝達する。
- 患者さんの術後経過への不安に寄り添い、異常のサインを早期に発見することが看護職の役割。
最初は用語の多さに圧倒されるかもしれませんが、一つひとつ理解すれば大丈夫です。目の前の患者さんの悩みに寄り添う優しいケアこそが、何よりも大切ですよ。これからも一緒に頑張りましょうね。
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