(Digital Rectal Examination)
医療や介護の現場で耳にする「DRE」という言葉、皆さんは正しく理解できていますか?特に泌尿器科や高齢者ケアの現場では頻繁に使われる専門用語ですが、新人時代はなかなか聞き返しにくいものですよね。
DREとは、一言でいえば「直腸診」のことです。医師が指を使って直接、患者様の状態を確認する検査であり、前立腺の状態や直腸内のトラブルを把握するために欠かせない大切な診察ステップです。
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「DRE」の意味・定義とは?
DREは、英語のDigital Rectal Examinationの略語です。「Digital」には「指の」という意味があり、「Rectal Examination」は「直腸検査」を指します。つまり、手袋を装着した医師が指を肛門から挿入し、直腸やその周辺臓器の状態を直接触れて診察する検査法です。
泌尿器科では、前立腺の肥大や硬結(しこり)、圧痛の有無を確認する際に必須となります。2026年現在の医療現場でも、画像診断技術がどれだけ進化しても、この直接触れる診察による「医師の触診の感覚」は、臨床において非常に信頼性の高い情報として重宝されています。
医療・介護現場での実際の使われ方・例文
現場では、電子カルテの申し送り欄や医師との会話で当たり前のように登場します。ここでは、よくあるシーンを具体的に紹介します。
- 医師との会話:先生から「午後の診察でDREを行うから、患者様に説明と準備をお願いできるかな?」と依頼される。
- カルテ記載:経過記録に「前立腺の硬結確認のため、DRE実施。触診上は異常なし」と記載される。
- 申し送り時:夜勤帯のスタッフへ「排便コントロール不良のため、DREで硬便の有無を確認しました」と情報を共有する。
「DRE」の関連用語・現場での注意点
関連する用語としては、前立腺がんの腫瘍マーカーである「PSA(前立腺特異抗原)」が挙げられます。DREとPSA検査を組み合わせて診断を進めるのが一般的です。
新人スタッフが特に注意すべきなのは、患者様のプライバシーと羞恥心への配慮です。DREは患者様にとって精神的にも身体的にも負担が大きな検査です。検査前には「今からこのような診察を行います」と丁寧に説明し、検査中はバスタオルで露出を最小限にするなど、安心できる環境づくりを心がけましょう。また、抗凝固薬を服用している患者様などでは、出血のリスクについても医師と確認しておく必要があります。
まとめ:現場で役立つ「DRE」の知識
最後に、現場で役立つDREの要点をまとめました。
- DREはDigital Rectal Examinationの略で「直腸診」のこと。
- 前立腺の触診や直腸トラブルの確認において、非常に重要な診察手段。
- 患者様の羞恥心に配慮した丁寧な声かけと準備が、看護師・介護職の腕の見せ所。
- 専門用語ではあるけれど、チーム医療の一員として意味を理解しておけば怖くない!
専門用語が出てくると焦ってしまいますが、まずは「何を目的とした診察なのか」を理解することから始めましょう。現場の先輩たちも最初はみんな同じように不安を抱えていました。焦らず一歩ずつ、知識を積み上げていきましょうね。
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