【EEG】とは?医療・介護現場での意味や使い方を分かりやすく解説

EEG
(Electroencephalogram)

医療現場で働いていると、検査結果や指示出しの中で「EEG」というアルファベットを目にすることがあるかもしれません。これは一言で言うと、脳の活動を電気信号として波形で記録する「脳波検査」のことです。

特に小児科やNICU(新生児集中治療室)では、赤ちゃんの脳の発達状態や、けいれん発作が起きていないかを確認するために欠かせない検査の一つです。専門的な響きに最初は緊張するかもしれませんが、現場の動きを理解するための第一歩として一緒に見ていきましょう。

「EEG」の意味・定義とは?

EEGは、英語でElectroencephalogramの略称で、日本語では「脳波計」または「脳波検査」を指します。脳の神経細胞が活動する際に発生するごくわずかな電気信号を、頭皮に付けた電極を通じて増幅し、波形として記録するものです。

医療現場のカルテや申し送りでは、わざわざ「脳波検査」と書かずに「EEG」という略語が当たり前のように使われます。心電図の「ECG」と似た感覚で、脳の状態を視覚的に評価するための重要なツールとして定着しています。

医療・介護現場での実際の使われ方・例文

現場では、検査の実施や結果の共有において日常的にこの言葉が飛び交います。電子カルテのオーダー画面でも「EEG」と入力することが多いので、今のうちに耳と目に慣らしておきましょう。

  • 「昨夜のけいれん発作後、念のため今朝はEEGをオーダーしておきますね」
  • 「今回のEEGの波形データ、医師が確認するまで取り外さずにそのままにしておいてください」
  • 「未熟児の脳の成熟度を確認するために、定期的なEEGモニタリングが必要です」

「EEG」の関連用語・現場での注意点

EEGに関連して、AEEG(振幅統合脳波)という言葉もNICUでは頻繁に耳にします。これは24時間連続して脳波をモニタリングする手法で、突発的な発作を見逃さないために使われる最新のツールです。

注意点として、EEGは頭皮に電極を貼り付けるため、肌の弱い新生児の場合はかぶれや皮膚トラブルに細心の注意が必要です。また、少しの体動で波形が乱れてしまうため、記録中は可能な限り赤ちゃんを落ち着かせる「安楽なポジショニング」が看護師としての腕の見せ所となります。

「EEG」に関するよくある質問(FAQ)

Q. EEGの検査中、赤ちゃんは痛い思いをしますか?

A. いいえ、EEGは頭皮に電極を貼り付けて信号を読み取るだけの検査なので、痛みはありません。ただし、ゼリー状の導電ペーストを塗る際のひんやりした感触や、頭を触られることが苦手な赤ちゃんは少しぐずってしまうこともあります。

Q. 検査データに波形の乱れがある場合、すぐに異常ですか?

A. 必ずしもそうではありません。赤ちゃんの泣き声や、手足の動き、近くにある医療機器のノイズが混ざることもよくあります。波形が乱れたときは、まず患者さんの状態と周囲の環境を確認することが大切です。

Q. 2026年現在の電子カルテではどう管理されていますか?

A. 近年の医療DXの進展により、EEGの波形データは電子カルテとリアルタイムで連携されている施設が増えています。過去の波形と見比べる際も、パソコン上で簡単にスクロール表示ができるようになっているため、効率的に経過観察が可能です。

まとめ:現場で役立つ「EEG」の知識

  • EEGは「脳波検査」のこと。電気信号で脳の活動を記録します。
  • NICUなどでは発作の有無や脳の発達評価に欠かせない検査です。
  • 電極の取り扱いや、体動によるノイズへの配慮が現場看護のポイントです。
  • 略語に慣れることは、チーム医療でのスムーズな情報共有への第一歩です。

最初は聞き慣れない略語に戸惑うこともあるかと思いますが、一つずつ現場の景色と結びつけていけば必ず理解できるようになります。赤ちゃんの小さな命を守るための大切な検査、自信を持って業務に取り組んでいきましょう。

💡 ヘルスケア実務・学習に役立つおすすめサービス

  • 📚 医学書・看護学書の高価買取
  • 🏥 最短1ヶ月で資格取得!医療事務講座
  • 🧑‍⚕️ 介護・福祉専門の求人・転職サポート
上部へスクロール