(Laboratory Tests)
医療現場で働く中で、医師や先輩から「とりあえずLabs(ラブス)取っておいて」「Labsの結果、上がってる?」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
一言でいうと、Labsとは「臨床検査(血液検査や尿検査など)」のことです。特にNICU(新生児集中治療室)や小児科などの忙しい現場では、検査結果をスピーディーに共有するために、この略語が日常的に飛び交っています。
「Labs」の意味・定義とは?
Labsは、英語の「Laboratory Tests(ラボラトリー・テスト)」の略称です。Laboratoryは「実験室・検査室」を指す言葉であり、そこから転じて、血液、尿、髄液などの検体を検査室で調べることを指すようになりました。
カルテや指示出しの場面では、いちいち「血液検査」と書くよりも短く表記できるため、世界的に定着しています。2026年現在の電子カルテシステムでも、検査オーダー画面のタブや項目名に「Labs」と表記されていることが多く、医療DXが進む中でも必須の共通言語と言えます。
医療・介護現場での実際の使われ方・例文
現場では、検査の指示出しから結果の確認まで、驚くほど頻繁にこの言葉が使われます。特に小児科では、赤ちゃんの小さな体から採血を行うため、検査の必要性を確認する際によく耳にします。
- 「バイタルは安定しているから、予定通り朝にLabsをオーダーしておいてね」
- 「さっき出したLabsの結果が出たみたい。CRPの上昇がないか確認してくれる?」
- 「NICUのカンファレンスで、今日のLabsの数値の推移をみんなで共有しよう」
「関連用語・現場での注意点」
Labsとセットで覚えておきたいのが「CBC(全血球計算)」や「Electrolytes(電解質)」です。Labsは検査全般を指しますが、実際には「何の項目を検査するのか」が重要になるため、これらの略語と組み合わせて会話することが多いです。
新人スタッフが注意すべきは、検査のタイミングです。NICUの赤ちゃんは採血による貧血のリスクがあるため、「Labsをオーダーする=いつでも取っていい」わけではありません。医師の指示の意図を汲み取り、必要最小限の採血になるよう配慮することが、プロとしての第一歩です。
「Labs」に関するよくある質問(FAQ)
Q. 全ての血液検査をLabsと呼んでいいのですか?
A. 基本的には間違いではありません。ただし、輸血に関連する検査や、特殊な遺伝子検査などは別の項目として扱われることもあるため、具体的に何を調べるのかを確認する癖をつけておくと安心です。
Q. 介護の現場でもLabsという言葉を使いますか?
A. 介護施設ではあまり頻繁には使われません。しかし、医療機関と連携する訪問看護や、協力医とのやり取りの中では出てくる可能性があるため、言葉の意味を知っておいて損はありません。
Q. 検査結果が「Labsエラー」と表示されました。どうすればいいですか?
A. これは検体量が足りなかったり、溶血(血液が壊れてしまうこと)が起きたりして測定できなかったことを指します。まずは落ち着いて、指示を出した医師や検査室に連絡し、再検が必要か確認してください。
まとめ:現場で役立つ「Labs」の知識
- Labsは「Laboratory Tests」の略で、臨床検査のことを指す。
- カルテの指示や申し送りで、検査を指す共通言語として日常的に使われる。
- 検査の数値だけでなく、なぜその検査が必要かという「背景」を理解することが大切。
- 特に小児やNICUでは、採血による患者さんへの負担を意識して扱うこと。
最初は聞き慣れない略語に戸惑うかもしれませんが、Labsは現場で最もよく使う言葉の一つです。焦らず一つずつ覚えていけば、必ずチームの一員としてスムーズに連携できるようになりますよ。今日も現場での業務、本当にお疲れ様です!
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